9月に読んだ本、眺めた本



2024-09-04 22:38:54
ドラえもんと鉄腕アトムの誕生日は、日本の技術革新の啓蒙と、無知な人々による未知の技術の弾圧の象徴として祝日にしてよいと信じている。

2024/09/07

セロ弾きのゴーシュ

イヤホン落として買いなおした腹いせに久しぶりにAudibleの無料体験入れた。
前回は落語ばかりだったので、何か本でも落とそうかと物色していたら、宮沢賢治のいくつかを古谷一行さんが朗読してみえたので、いそいそと落としてきた。
自分以外の誰かのために夜通し毎晩稽古したことで、ふた皮くらい無自覚に剥けてしまう話なのだけれど、仔狸のお父さんが言っていた「いい人」が伏線になってたことに今日気づきました。というか、すっかり忘れてた。
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2024/09/04

矢口高雄釣りマンガ傑作集 岩魚の帰る日 釣りバカたち【山釣り編】

釣りバカにしか描けない釣りバカマンガ、渓流釣り筆頭。
子どもの頃に、多大な影響を受けた人。
だからとゆーてアウトドア派になったわけでもないのだけれど、自然と付き合うことについて、軽々しく人間本位に考えないように叩き込まれた作品のうちのひとつ。
同じ頃、じいちゃんが海釣りにハマっていた気がするのよな。海まで自転車ですぐ、火力発電所の排水施設付近の釣り場が当時はあった。
職人と、自然の中で生きていく人たちへのあこがれの根元は、間違いなく矢口先生の釣りマンガ。
何を読んでも、恐ろしく絵が上手い。デビュー作から恐ろしく上手い。
絵の緻密さと手の速さは、憧れだけで終わらせたくないなと考えたりしたりした。
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2024/09/03

イエス

自分のやりたい水彩ってコレなんだろうなあと改めて。
神として扱われている人たちが、ただの人間だった頃を描くのがうまい。
傍観者の置き方がとても好き。
祭り上げられて新興宗教の教祖のようになった人が周囲の欲目に殺された、というのは、神の子と呼ばれた人の解釈としては真っ当でなかろか。
日本人の自分の目を通した解釈みたいなことを昔どこかで書いていた気がするけれど、大陸由来の東の思想ではなく人間の普遍的なところを積み上げているから、自分にとって違和感はなかった。
なんのかんの言うてるけど、アパホテルのアパって結局これなのではと思うたりなんだり。
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